2009年11月14日(土)
圧電 マイク 特徴
圧電 マイク 特徴だった。検索結果にあったページの写真はAquarian Audio ProductsのH2a-XLR-15 Hydrophoneという水中マイク。

ピエゾ効果を用いた圧電マイクロフォンだ。
無線機の発信機や時計のクォーツに使われている水晶振動子は代表的な圧電素子である。私が子供の頃はこの水晶は非常に貴重品で、アマチュア無線の送信周波数はこの水晶振動子によって決めていた。可変周波数発振機のVFOなどもあったが、周波数変動が多いために皆水晶を使って送信していたものだ。また、高価なムービングコイル型のダイナミックマイクは買えず、もっぱらクリスタルマイクやジャンクのカーボンマイクを使っていたが、クリスタルマイクも圧電マイクの一つだ。
アマチュア無線局を廃局してすでに30年ほど経つが、まさか今頃になって圧電マイクを購入するなどとは全く持って想像もしなかった。水中録音ということが再び圧電マイクと私を結びつけたと言ってよいだろう。
私の会社が賛助会員として加入している「日本音響学会」の「連載企画−音の博物館」にもよく登場する(財)小林理学研究所の「ピエゾサロン」を読むと最新のピエゾ事情が良くわかる。興味のある方はアクセスしていただきたい。

圧電、ピエゾなど「そんなの関係ねぇ」と言われるかもしれないが、我々生物の聴覚などもある種の圧電現象だそうだ。世の中に「関係ないこと」は少なく、いろいろなものが様々な形で関連しているところが面白い。

2009年11月14日 | 記事へ | コメント(0) |
| 音声・録音・音響 |
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