2011年02月09日(水)
忙しいのは良いけれども、磨り減る感じ
先週からずっと現場が忙しい。まさに【くそ忙しい】という状態。睡眠時間は一応5時間くらいは取れているが、現場が複雑なためにかなり【磨り減る】感じ。
特に激しかったのは今週始めの某公共エネルギー供給会社の競技イベント。撮影班と編集班に分かれて、撮影班は午前中から20名のコメントを収録。編集班は送出用の大画面モニターを設置の後、屋外に編集ブースも設置。撮影班が撮った映像を現場で編集する。
オープニングタイトルやスーパーなどは事前に編集しておいたが、コメントにもやたら沢山のスーパーを乗せる。出方はもちろん3Dエフェクトが付く。さらにスーパー毎にSEやME。もちろんBGMも現場で選曲して音源の尺調整も行わなければならない。
撮影班に昼食を摂らせている時も編集は続く。何とか20人分の編集を終えたところでイベントの本番が始まる。この時はまだ送出は無くて撮影班が競技を収録し、3チームを収録出来た時点でHVR−Z5JのCFカードが届けられる。この後は時間との勝負になる。編集はEDIUSで行った。60秒の非表示スケールをタイムラインに貼って各チームの時間を正確に合わせる。
編集を進めながら、次のCFカードが届いてPCのコピーしている時が編集班の休憩タイムである。送出時刻のリミットが迫って来ると代理店の方から「あとどのくらいかかりますか?」「どんな具合ですか?」と・・・・
もちろん「予定通り進んでいます」とは答えるが、もしEDIUSが落ちたりしたら大変。編集用には最も安定したPCを用意し、EDIUSも安定版の4.6を使った。最後のSEとエフェクトを加えてシーケンスのレンダリングを終えたのはプレビューギリギリの17時半。一旦PCを落としてパーティー会場へ移動してPCを起動。EDIUSが起動するまでが長く感じられる。早速裏モニターでプレビューし、担当者の指示で部分修正。
MCの「それでは本日の競技のビデオをご覧ください」のきっかけでスペースキーを叩く。3・2・1とカウントして送出用のフェーダーを上げる。炎のエフェクトで始まるオープニングタイトル。会場は拍手と歓声!プログラムは総尺18分。会場の歓声とリアクションにこの上ない達成感を感じつつも【磨り減ったなぁ〜】とスタッフたちがバックヤードで互いを労う。
今回の現場ではM君が撮影を担当してくれたが、この撮影を支えたものはコレ。


HDVカムコーダー用のオリジナルショルダーリグ【Compilation RIG
完成から半年ほど経つが、今は無くてはならないものになっている。もちろん昨日の現場や今日の現場でも活躍している。
さて、明日の現場だがもちろんこのリグは使用するが、別な大変さが待っている。とは言っても私ではなく音声のI君である。ピンマイク6本をミックスしなければならない。先ほど撮影機材や照明準備、そして音声機材のチェックを終えて積み込みも済ませた。
磨り減る現場もその刺激が快感になると楽しいものになる。I君はどうなのだろうか。

磨り減ったと感じた時にはこの番組がお薦め・・・・

Jenny Guの笑顔に癒されつつ世界のニュースも知ることが出来る。真っ赤なコスチュームだが、以前の赤とは全く異なるものだった。


2011年2月9日 | 記事へ | コメント(0) |
| NEX・HDV・HDCAM / 映像制作・撮影技術 / JENNY GU |
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