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2005年10月23日(日)
セスナ 離陸
 「セスナ 離陸」で検索されていた。
 出てきたページは空撮を紹介したページにある動画のページだ。
掲載している動画はインドロケにも携行したデジカメのサイバーショットP-100によるものだ。バカチョンカメラとは思えない静止画と、音声付の動画はロケハンなどに重宝する。
 空撮にはヘリコプターも使うが、やはり私はセスナの方が好きだ。しかし写真よりも動画の仕事が多く、最近はエアロスパシアルなどのヘリコプターによる撮影が増えてきている。大阪のヘリ撮影では八尾よりも舞州の小川航空が便利だ。
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2005年10月20日(木)
香盤表
 VPや番組の撮影には必ず台本がある。
 NHKの完プロ撮りでは収録も台本通りに進み、生放送とほぼ同じ状態で進行する。しかし、VPやインフォマーシャルでは使うセットや衣裳、場所、タレントのスケジュールを考えた撮影進行表を作らなければ成らない。 この撮影進行表のことを「香盤表」という。
近頃は台本をExcelで作ったり、またはExcelに読み込んで項目ごとにフィルターで並べ替える。こうすることによって場所や衣裳、出演者のスケジュールに合わせた効率のいい撮影が可能になる。
 普段「香盤表」と何気に読んでいるが、なぜ香盤表というのかは調べたことが無い。検索していただいた方々には申し訳ないが、とにかく「こうばんひょう」と呼ばれているのである。一度調べてみる必要がありそうだ。
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2005年10月16日(日)
テレシネ変換
 先日新しいコンテンツを公開したばかりだが、早速Googleの検索結果に挙がって問い合わせがあった。下の書き込みにあるRSSの効果なのか、とにかくGoogleが速い。
 テレシネについては一般の方々から8mmフィルムのビデオ化についての問い合わせがあるが、8mm(シングル8、スーパー8、レギュラー8)は私の会社が依頼している現像所よりもフジカラーサービスで行った方が遙かに安価に出来る。そのため一般の方々にはフジカラーサービスへの発注方法を説明し、取り次ぎも断っている。その方が客にとっても無駄なコストがかからず、納期も短くてすむのだ。しかし、テレシネ後に編集や変換が必要な場合はその限りではない。
 なおフジカラーサービスの8mmフィルムからDVDへの変換のクォリティーは非常に高いことを付記しておく。
こういうことを書くから、社員から「商売気がない」と怒られるのだが、ネットで検索すれば8mmのテレシネ価格などいくらでも挙がってくる。後日「高かった」と思われるような商売はしたくない。
 リーズナブルな価格での技術提供が私の考え方だ。技術料は「理にかなった」「納得できる」価格体系が必要だ。価格破壊という間違った低価格化により作られた「リーズナブルな価格」ではなく、「納得できる」費用で提供することにリーズナブルの意味がある。
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2005年10月12日(水)
PremierePro 編集方法
 ノンリニアシステムはテープ媒体のように素材映像を切断することなく、カットや特殊効果を加え、同じ素材データから編集データをいくらでも増やすことが出来、再編集や追加編集が容易に行える。これによって共通の素材から複数の完パケを容易に出力することが出来る。ノンリニアの編集方法を理解するには従来のリニア編集とは考え方を変えなくてはならない。
 「コンピューターのハードディスクに記録されたムービーデータを読み出すことで編集を行う」ということが理解できれば非常に簡単かつ便利な編集システムである。長編小説を要約してダイジェスト版を書くような感覚だろうか。
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千里ビデオ コンテンツ
 珍しく会社名の入ったキーワードでの検索があった。
 アクセスアップ=仕事増
これはインターネットを利用する企業にとって当たり前のことだが、アクセスアップがなかなか難しい。やはりコンテンツの充実が何よりのSEO対策だろう。
今回会社のWEBに新しいコンテンツを追加した。Films(フィルムズ)としてフィルムからビデオへの変換である。
 最近国の研究機関が保有する大量の16mmフィルムをDVDとストリーミング、連番静止画に変換するというものだ。テレシネ変換はCMや洋画、邦画のONAIR用の作業を行っている現像所へのアウトソーシングによるデジタルテレシネを行い、後は私の会社での作業となる。仕事のクォリティーは入り口のテレシネ変換で決まるが、さすがに世界有数の現像所だけにクォリティーは全く問題なし。このクォリティーを落とすことなくDVD、ストリーミング(WMV)、連番静止画に変換する。
 今回の受注あたっては、はじめに5分ほどの16mmフィルムを預かり、テスト作業を実施後そのクォリティーを評価していただいての大量受注となった。テスト作業の評価で教授の「さすがだね」の一言が非常に印象的であった。
 全ての作業が完了して、今回新しいコンテンツとしてFilms(フィルムズ)をスタートさせた。16mm/35mmが基本だが8mmにも対応はしている。ただし8mmについては様々な映像会社が社内作業で映写機による簡易作業を実施し、非常に安い金額をネット上に公開しているため、私の会社では16mm/35mmに限定した営業になっている。
 クォリティーを優先するか、コストを優先するかは顧客の判断である。
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2005年10月11日(火)
撮影技術
 撮影技術という言葉がある。
 テクニックということだが、キャメラマンにも様々なタイプがある。フリーTVキャメラマンは一般的には撮影のみをし、編集まで立ち会うことはない。フィルムの場合キャメラマンは撮影から現像までを管理するのが普通だ。もちろんギャラもTVが35000/日〜50000/日に比べるとフィルムではCM1本150000〜300000になる。拘束日数から考えると50000/日〜80000/日ということになろうか。
 私や私のスタッフはTVキャメラマンの部類に入り、35000/日〜50000/日ということになる。しかしこの金額のなかでもキャメラマンごとに技術レベルが異なってしまう。何がいいキャメラマンかは様々だが、やはり仕上がりまで管理できる(しようとする)人は腕もいいといえるだろう。TV番組でキャメラを振っているM氏はニュースであってもか必ず録画しているし、出張が続いて予約できなかった場合などは、私に「録画しておいて」と電話をしてくる。
 キャメラマンはキャメラを振るだけでは経験にはならない。自分が撮影した番組を自分の目で見ることで経験を積むことが出来るのではないだろうか。モチベーションだけではいいキャメラマンにはなれない。経験を重ねることが重要だと思う。
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2005年10月05日(水)
三脚にウエイト
 変わった検索キーワードである。
 会社のホームページの通販サイトに掲載している内容を閲覧されている。私が作っているホームページの容量を見るとMacintosh上で857.5MB、5994itemになっていた。いつの間にこれほどのコンテンツになったかは定かではないが、ぼちぼち作っているうちに増えてきたようだ。
 iiJとドリームネットで始めたWEBも固有ドメインSVS.NE.JPになってから17万アクセスになろうとしている。日々更新を目標にコンテンツを増やして行きたい。アクセスアップにはコンテンツの充実が最も有効であるという考えは今後も変わらない。その上でSEO対策を行うことが検索エンジンの上位表示に有効な手段になるだろう。しかしSEOばかりが進み、古い情報が検索エンジンの上位にランクされてもリピーターは増えない。新鮮な情報、生きた情報が大切だ。
 写真は料理の撮影現場だが、俯瞰撮影のためにキャメラと反対側にウエイトを取り付けてバランスさせているものだ。撮影現場ではマニュアルには無い様々な知恵が求められる。
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2005年09月18日(日)
オープニング映像
 イベント送出の映像編集に追われている。
 送出はライブキャメラ2台とVTR映像、そしてパワーポイントで行い、現在送出映像を台本に沿ってタイムラインに並べている。昔は放送用ベーターカムに編集し、QUEポイントを編集機に打ち込み、現場には数台のVTRを持ち込んだ。しかし今ではハードディスクに取り込みノンリニアで送出する。QUEポイントへの移動も早送りや巻き戻し作業が不要で、ショートカットコマンドにより瞬時に移動できる。待ち時間がなくなったためリハーサルの効率は飛躍的に高くなった。V待ちということが無い。
 現場ではAdobePremiereを使用するが、画質、レスポンスとも申し分ない。Premiereをアマチュア用ソフトと思い込んでいるクライアントも居るが、我々が使えば高性能なノンリニア送出システムになる。
 もちろんPremiereは編集ソフトだから、現場での仕様変更にも即時に対応出来る。ただしエンジンは3GHz以上のP4もしくは2.8GHz以上のP4D、Xeon2石を搭載しなければ快適には使えない。
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2005年09月12日(月)
撮影技術
 デジタル処理が進んで今ではたれでもがデジタルビデオを撮影し、誰でもがコンピューターで編集してDVDまで作れるようになった。
 ムーアの法則というのがある。これは1960年代にインテルの創設者の一人であるムーアが予測したもので「半導体の集積度が1年半で2倍になる」という経験則だ。ICがCPUに進化し、その処理能力が飛躍的に向上したことで世界は大きな恩恵を受けている。
 しかしデジタル化が進めば進むほど我々の作業はアナログ化が進むように思う。3DCGや複雑なビデオ編集では作業の大半がアナログになる。たしかに同じ内容を処理するなら圧倒的に作業量は少なくなるものの、画像処理能力が高くなると「やれること」が高度になり、細かな作業が多くなる。結果的にはデジタル映像が高度になった以上のアナログ作業が存在するのだ。
 今のコンピューターはまだまだ未完成で未熟なものだと思う。
 いずれ並列処理技術が進みCPUの処理能力がアップし、アプリケーションがその能力を引き出せるようになるだろう。そしてより人にやさしいUIを持ったOSが開発されるでば複雑な作業も簡単になると思う。理想は「簡単な作業で想像が具現化される」ことだ。
 「デジタルが進めば進むほどユーザーインターフェイスはアナログになる」というのが私の持論だ。技術が進むほどに技術は表からは見えなくなるだろう。
 我々の仕事が「撮影技術」と呼ばれるのは、映像には見えない職人技があり、それを支えるツール、特機、照明技術が存在するからだ。映像業界がどんどんデジタル化する中で「撮影技術」だけは今なお人の手によるものと言える。おそらくここがこの仕事の面白いところだろう。
 ただし、我々や特機、照明、音声が使うツールはその殆どがCADによってデザインされ設計されている。やはり限りなくデジタルの恩恵を受けているのである。
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2005年09月03日(土)
HMIライト
 メタルハライド(通称:HMI)照明のことである。
 照明というとタングステン電球やハロゲン電球を思い浮かべるが、太陽光と同じ色温度を持つHMIは非常に効率がよい。HMIライトとはHydragyum Medium Length arc Iodide additives lightのことで、写真のストロボのクセノンの様な放電系の照明になる。
 初期の製品ではフリッカー(チラツキ)や演色性に問題もあったが、最近の製品ではハロゲン球よりも演色性がよいかもしれない。特に野外ロケではHMI無しで照明は考えられない。また外光の差し込む部屋でも色調のコントロールがやりやすい。消費電力に対する光量も白熱球の比ではない。同じ消費電力でハロゲン球の4倍以上の光量を得られ、さらに色温度フィルターによる減光を考えると8倍ほどになるのではないだろうか。まさに人工太陽である。(写真は北海道ロケ:技術はハイライト札幌)
 映画や舞台だけではなく、身近なところでは自動車のヘッドライトや、ビデオプロジェクターにも使われているようた。
2005年9月3日 | 記事へ | コメント(0) |
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2005年08月28日(日)
映像制作 現場録音
 珍しくgooからの検索があった。
 映像制作では現場録音が基本になる。写真はバナナホールで行われたCURIOのラストライブで組んだRECブースだ。TASCAMのDA88を3台使用したマルチ録音である。VTRには現場2ミックスのステレオ音声を仮に録音するが、後にスタジオでMAを行う。また現場にProToolsを持ち込む場合もある。映像制作は写真とは異なり各セクションの共同作業になる。撮影部、録音部、照明部が息を合わせなければならない。
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2005年08月25日(木)
三脚 ヘッド
 「三脚 ヘッド」これはキャメラマンにとって最も重要な機材だ。
 キャメラの性能は基本的にメーカーの問題だと思う。確かに照明技師のセンスやトーン調整など、照明、VE(ビデオエンジニア)の技術に左右される部分もあるが、キャメラワークの善し悪しではない。しかし三脚、特にヘッドは違う。ヘッドの動きが悪いと、それがそのままキャメラマンの技術になってしまう。ヘッド、三脚を「キャメラサポートシステム」と表現しているメーカーもあるが、私は「キャメラマンサポート」が正しい表現ではないかと思っている。
 ヘッドは特殊なオイルで粘りが与えられ、「速いパン」「ゆっくりなパン」がキャメラマンの思い通りに出来るように工夫されているが、優れたヘッドの場合は「速いパン」「ゆっくりなパン」も加える力が同じでなけらばならない。オイルの効きを強くしても決して固くなってはいけない。オイルのドラッグ量の調整は固さではなく速さなのだ。
 4〜500万のキャメラに100万ほどのヘッドを使ってきた。ハイビジョンキャメラが1台900万ほどしているが、そのキャメラワークを支える三脚が1本=100万以上であっても決して高額ではないだろう。
従来から我々はビンテン、サクラー等の外国メーカー製を使用して来た。箱形レンズを使用する大型ヘッドについては外国製よりも国産の昭特に軍配があがるが、ENG用の中型クラスでは輸入品に軍配が上がる。
 コストダウンばかりに走る国産メーカー(H社、D社)も価格ではなく性能で勝負できる製品を開発してもらいたい。
 今日の撮影は台風で明日に変更となった。8月は休みなしで仕事をしてきたが、台風のおかげでようやく中休みが1日とれることになった。「天災」ではなく「天の恵み」かもしれない。しかし今回も水不足の四国にはたいした降雨をもたらさないようである。
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2005年08月23日(火)
ミニジブ 撮影
 ミニジブは撮影で非常に便利のよい特機である。
 クレーンに比べてコストは低く、そのわりに効果は大きい。さらに少人数のロケでも可搬式のため、スタッフを増やす必要がない。
 ミニジブは様々なプロモーション映像に使用するが、私がキャメラを担当するマイクロソフトのドキュメンタリー風作品「IT実践チャンネル」医療のバックヤードにメスを入れる自社の未来をつくりこむ業務システムを染めなおすなどでも使用している。
 また昨日、今日と撮影していたインテルのVPでもリフトの他トラックイン用にタイヤドリーを使用していた。
映像表現においてはクレーン、ドリーなどの特機は無くてはならないものである。
 明日からは自動車学校のVPを撮影する。ひたすら撮影しているうちにお盆も終わり、間もなく9月になってしまった。
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2005年08月18日(木)
Premiereタイムライン
 イベント数が膨大な編集をAdobePremiereで行った。
 EDLは375ページに及ぶ。この編集に費やした日数は2.5日だが、もしリニアで編集をすれば一週間はかかっただろう。また各パート毎にプロジェクトを作り、最終的に一つの完パケとして読み込んだため、PCへの負担も少なく、途中で落ちることもなかった。
 Premiereを趣味レベルの編集ソフトと思う人もいるが、実際はそうではない。サードパーティー製のリアルタイムカードを装着することで、その能力は飛躍的に向上する。10年前なら数億円かかった編集室に相当する能力と価値を秘めている。また様々な裏技も埋め込まれていて、それを見つけることが面白い。ちなみに私が使っているPremiereはMac版、Win版とも6.5。Win版はProも購入しているが(Macは6.5が最終バージョン)6.5の方が軽快。
 MacはG4/1GHz/Dual/RAM=1.5GB。
 WinはP4/3.6GHz/RAM=2GBである。
 タイムラインの画像は実際の1/2サイズでアップした。
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2005年08月16日(火)
ホワイトバランス 波形モニター
 撮影業務においてEFPはENGと違い、正確な信号管理が必要になる。ENGはその名の通り電子的ニュース取材であり、キャメラのオートホワイトバランスとオートブラックバランスによって色調を決定する。しかしEFP(Electronic Field Production)はドラマやVPを制作するシステムで、白バランス、黒バランスだけではなく、ガンマやフレアー、マトリクス等の調整を行い、また肌色の輪郭補正をコントロールするスキンディティールの調整も必要になる。要するによりよい映像の収録に必要なシステムを現場に投入することが必要になる。
 技術もキャメラマンだけではなくビデオエンジニアも同行する。実際にはキャメラ、撮影助手、ビデオエンジニア、音声技師、照明技師、照明助手、特機オペレーター等で組むことになる。映画本編とまではいかないが、かなりの大所帯だ。
 このときにビデオエンジニアが使用する機材が波形モニターで、実際にはベクトルスコープ、マスターモニターなどと併用して映像信号の管理を行う。
 ビデオエンジニアは技術職になるが、色調、明暗日など、照明技術と一緒に演出面まで考えて仕事をしなければならない。映像制作における重要な役割を受け持っている。
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ニックネーム:SENRI
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映像制作/撮影技術会社
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