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DVDビデオの企画について
 DVDビデオの特徴として、ビデオテープとは違う魅力が数多くあります。物理的なものとしては非接触メディアの特徴である経年変化の少なさや画質の良さが挙げられます。そして何よりもユーザビリティーの良いことです。プログラムの要所要所にチャプターを打つことで瞬時の頭出しが可能になります。またメニュー画面を設置することで必要なプログラムへ瞬時にアクセスが出来、自動再生、自動リピートなどもプログラムすることが可能です。さらに複数の音声や字幕を入れることでマルチリンガルに対応します。また4:3だけではなく16:9ワイド画面にも対応し、画面比率をDVDプレーヤー側で設定することが出来ますから、ワイドで作成したプログラムであっても4:3モニターに正しい縦横比率で映し出すことが可能です。以上のように多くの利点を持った、まさにVersatileなDVDです。しかし、これらの特徴を生かしたDVDビデオを作成するためには事前の企画構成が重要になります。

DVDメニューは自由なデザインで
DVDメニュー DVDメニュー DVDメニュー
 DVDビデオの特徴であるメニューはPhotoshopで作成したレイヤー画像を使い、自由にデザインすることが出来ます。そしてボタンの動作もプログラム再生後の動作もユーザーの希望に合わせて設定します。
タイムライン
 プログラム内容(タイムライン)にチャプター(頭出し信号)を設定し、メニュー画面(チャプターメニュー)から瞬時にアクセスできます。また、複数のプログラムを収録する場合はタイトルメニューを用いて設定します。こういった動作をイメージ化したフローチャートを考え、実際にDVDマスターを作成する作業をオーサリングと言います。
オーサリング(authoring)
文字や画像、音声、動画データを編集して一本のソフトウェアを作ること。一般には複数のマルチメディア要素を編集・統合することをオーサリングといいます。このため単に動画編集やプログラム作成はオーサリングとはいいません。従来から「CD-ROMオーサリング」の他ホームページの作成も「Webオーサリング」と呼ばれていますが、最近ではDVDタイトルの作成を指して単に「オーサリング」と呼ぶことが増えています。

すでに完成したビデオが有る場合はオーサリングにお進み下さい
オーサリングにスキップ

DVDビデオを企画し、完成するまでには次のようなプロセスが必要になります。
1、企画立案、画面比率の決定、完成イメージの構築、構成台本の作成(映像制作の流れをご参照下さい)
2、放送グレード(撮影機材)での撮影(熟練キャメラマン他、照明技師や音声技師等、専門スタッフが担当)
3、フルデジタルによる編集
4、高品位な音質でのMA作業
5、専用アプリケーションによる的確ななオーサリング
 DVD-Rではこの時点でマスターが完成しDVD-Rコピーを行います。
7、DLT出力の後プレススタンパーを作成しプレス行程に入ります。
8、DVDの盤面印刷、パッケージ印刷、包装を行い完成します。


DVDビデオには様々な用途があります。
1、VP(会社案内、製品紹介、学校案内、操作マニュアルetc.)
2、エントランスビデオ(施設案内、商品CM、イメージPOP、環境映像等)
3、連続再生プログラム(現在インターネット生中継の実験放送を行っています
4、イベント送出素材(オープニング映像等の演出素材)
5、記録映像(イベント、行事の記録)
6、DM発送(商品案内やサービス紹介をダイレクトメールとして発送)
なお千里ビデオサービスではブルーレイディスクやHD DVDメディアに依存せず、従来のDVDメディアとWindowsPCを使用した1080iのハイビジョン映像を「差が付くHD映像」として製作しております。イベント等の演出映像としてご利用頂けます。

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