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2012年03月16日(金)
一週間のロケ、ようやく終了
今週は泊まりや日帰りでのロケが続いたが明日が最終日。連日6時出発22時帰社はやはりきつい。しかし、今回のロケはとても楽しい。その様子を少しだけアップ。

撮影はNEX-VG20で文化財などの建築物が多いので明るくてシフト(アオリ)が利く組み合わせ。使用レンズはニッコール15mmF3.5/20mmF2.8/24mmF2/28mmF2/35mmF1.4/50mmF1.4/55mmF1.2/85mmF1.4/105mmF1.8、ズームはニッコール17-35mmF2.8とシグマ8-16mm、Eマウントはマクロ30mm/タムロン18-200mmなど。5.5インチモニターの電源はHDMI分配器内蔵のVマウント付きディストリビュータ。

ニッコール15mmF3.5にシフトアダプターでパースペクティブを補正している。

コンパクトなミニレールAyuMINIも使用。

おなじみのJiggyJIBも活躍している。

ハイアングルのクレーンショットにはJiggyJIBをマンフロットの高脚に乗せて使用した。他にも新作の“どこでもドリー”(社外秘)も多用した。

来月はこのシリーズで滋賀や兵庫のロケが続く。
2012年3月16日 | 記事へ | コメント(0) |
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2012年03月07日(水)
他社製のレンズを使用して不具合が生じた場合はそのレンズメーカーへお問い合せ下さい
他社製のレンズを使用して不具合が生じた場合は、そのレンズメーカーへお問い合せください
これはキヤノンEOS5DMarkVのスペックのページに書かれた一言。
これまでの7Dや5DUにはこういった記述は無かったように記憶している。
いよいよキヤノンも現場の状況を公に認めたということだろうか。
私はもちろんアダプターでNikkorを使うことになるが、
EF使用で61点高密度レティクルAFも魅力的だ。

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2012年03月06日(火)
シャローフォーカス
最近シャローフォーカスを望まれることが多い。
シャローフォーカス(Shallow focus)のshallowとは浅いということでつまり被写界深度が浅い=フォーカスが合う範囲(深さ)が浅いこと。逆に全体にフォーカスが来た状態をパンフォーカスやディープフォーカスということになる。
シャローフォーカスはもともと映画で使われていた言葉のようだが、写真でも最近は料理やインテリアでも深度の浅い写真がをよく目にする。また、フォーカスが深くガチガチにピントが来た写真を昔風と言う人もいるくらいだ。しかし何でもかんでもシャローフォーカスというのはいかがなものかと考える。要は適宜選択ということである。
ただ、動画の世界や写真でシャローフォーカスが流行であることは確かで、その理由の一つに大口径の明るいレンズが比較的入手しやすくなったことと、動画撮影が出来るデジタル一眼カメラの撮像部の面積が映画用カメラと同等もしくはそれ以上になり被写界深度の浅い撮影が出来るようになったことだと思う。EOSやNEXなど、コンシューマーモデルが動画撮影に使われることも肯けるわけである。

TV放送を見ていてカメラが狙った被写体の背景がシャープすぎるよう感じる。相撲中継でそれほど広角で無いにもかかわらず砂被りの観客の表情までがはっきり見える。それはそれで良いのだが、インタビューなどでもカメラの撮像素子が小さいことと、カメラの感度が高くなって露出オーバーにならないように小絞り(F値が大きい)まで絞り込まれることも被写界深度の深い映像になる。それがハイビジョンであることで背景の情報が増えすぎるように思う。
以前のSD(640x480)解像度時代ならフォーカスが来ていても小さな部分ははっきり見えずにすんだが、HD(1920x1080)ではまさに“見えすぎちゃって困るの”ということになる。

面白いYouTubeがあったので見ていただきたい。
Studio Chamberlinさんの動画“Canon XF105 vs Sony NEX VG20 - Noise Management”
もともとCANON XF105とSONY NEX-VG20の感度とノイズを比較したものだが、XF105(1/3吋)とNEX-VG20(APS-C:インチで言うと4.9インチ?)同絞りでも深度の違いが良くわかる。

Studio Chamberlinさんはフランスの方でディレクター・カメラマン ・プロデューサー・ミュージシャンということである。他にも色々面白い比較動画をアップされている。





他所様の動画ばかりだが、私のところも間もなく新兵器?のサンプル動画をアップさせていただく。
歴史的な街道、建築物などのドリー撮影で数十〜数百メートルを可能にするために開発したドリー「無限ドリー」である。アングルも目高だけではなく、超ローアングルから3mのハイアングルドリーショットを可能にする夢のドリーだ。もちろんスタビライズも万全である。夢のようなドリーだが、開発は悪夢のようなものであったことは確かだ。悪魔のドリーといった方が良いかもしれない・・・・
今回の特機は極めて重要な企業秘密を含むゆえに撮影サンプルのみの“乞うご期待”とさせていただく。
無限ドリーまもなく公開:乞うご期待!

発見は常識を覆すところに見つかる。発明は非常識を常識に転換させること。そして非常識は熟成すると常識になる。(千里)
2012年3月6日 | 記事へ | コメント(0) |
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2012年02月25日(土)
完成NEX-VG20用ショルダーリグRev.3
α版からβー版、そして先日現場投入した結果に基づいて改良を加え、ようやく性能評価版のリビジョン3が完成した。

SVSオリジナルVGRIG:NEX-VG20用ショルダーリグ【POODLE】


EOS7DやPMW-F3、NEX-FS100などのショルダーリグは様々なものが開発、発売されている。しかしいずれも両手でフォローする形式がほとんどであり、カメラマン自身がフォーカスやズームを操作するのは難しいようだ。フィルム映画の人たちは慣れていて問題ないらしいが、私は撮影中に、特にハンディー撮影中に横から手が入ってくるのは苦手だ。
そういたことからこのリグは右手と肩でカメラを保持してRECトリガーを押すようにした。そして左手はフォーカスやズームリングなどを操作したり、カメラ保持の補助を行うように考えた。
リビジョン3で何処が大きく変わったかといえば、リグの最後部にウエイトが付いたこと。これで前後バランスが整って長時間のハンディーも苦ではなくなる。
この動画には写っていないが、タムロン18-200mmにはフィルムカメラの水中ブリンプで使っていたフォーカスギアがズームリングにぴったりだったので、それにズームレバーを取り付けてCineTamronとしている。レバー1本のことだが、スローズームにも対応できたのは大きな進歩だと思っている。
この動画の撮影はNIKON D300で行った。もちろんD300Sではないから全て静止画でのコマ撮り。照明は連続発光のハロゲンではなくストロボを使用した。
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2012年02月19日(日)
いよいよNIKON D800 17日の内覧会
私はロケで17日から伊勢志摩へ行っていたが、ジュニアが17日に開催されたニコンの新型フルサイズデジタル一眼レフNIKON D4とD800の内覧会とセミナーに参加してきた。東京では2月7日と8日の二日間の開催だったが大阪では一日だけとちょっと寂しい。

会場にはモデル2名と専門の説明員5名などを配したブースを用意したそうだ。売れ筋のD700後継機というだけあって力が入っているようだ。

これまで上からしか読めなかったモードスイッチはD7000のように背面からも読むことが出来るようになり、使い勝手がよくなったという。そして光学ファインダーの視野率はこれまでのD700とは違い、100%表示になった。一応は誤差を考慮して約100%ということだが、ジュニアの話ではファインダーと液晶の表示範囲は完全に一致してしているいうことだった。

またD800/D800EもSDカードとCFカードではあるがデュアル記録が可能になって安心度が高まった。まぁ、マスターとスレーブ?の区別がしやすい点では異種のカードでよいとは思う。そして高解像化したD800EはノーマルのD800とフランジバックを一致させるために光学ローパスフィルターを無くしたわけではなく、効きを抑えた光学ローパスフィルターを採用しているらしい。
しかし実際のところノーマルのD800を購入するか、偽色が出ても解像度の高いD800Eを購入するかは大変迷うところではある。動画のことを考えれば若干ノーマルの方が良いとは思うが、いずれにしてもHDの必要画素数の10倍ほどの画素数を持った撮像素子ではモアレや偽色については大差は無いだろう。やはりこれは写真用のカメラというところが妥当ではないだろうか。
あと大きく改善された点はライブビューでの動作だそうだ。これまでのようにミラーが戻ることなく、デジタル一眼(NEX等)のように使えるそうだ。そして通常の撮影で重要になるフォーカシングスクリーンは新開発のものになり、マニュアルフォーカスでピントのピークが捕らえやすくなったということである。よいこと尽くめでどうやらD800は購入必至という感じだ。
しかし今はキヤノンの動向も気になるところでもある。動画撮影で使用したい私にとってはAFの必要は無く、ボディーがニコンであってもキヤノンであってもニッコールは全て使用できるわけである。

これは会場に展示されていた宇宙へ行ったNIKON F3だそうだ。今も手元にNIKON F3PやNIKON F、F2などがあるが、1959年に発売されたNIKON F以来、最新のD800においてもNIKON Fマウントは基本的には継承されている。NIKON Fマウントは「不変のマウント」と言われるが、ニコン製一眼レフ全てに共通する「普遍のマウント」といえるのではないだろうか。ここが日本光学の素晴らしいところだと思う。
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2012年02月14日(火)
NEX-VG20のオリジナルリグ“VGRIG”完成
先日書いたリグが完成した。
このリグの特徴をメーカー風に言うと
1.RECトリガーをNIKONピストルグリップで行える。

2.音声はCH-1/CH-2にそれぞれ別な音を記録できる(ワイヤレスPINとショットガンやミキサーからの音声など。

3.音声レベルをチャンネル毎にそれぞれ調整できる。またイヤフォンでCH-1/CH-2を切り替えてモニターできる。

4.液晶モニターのルーペはスライドインタイプの着脱式で、タッチパネル操作用にルーペを枠ごと跳ね上げられる。

5.ファントム48V電源を搭載し、市販のショットガンマイクを取り付けられる。また過大入力を防ぐための-10dB/-20dBのアッテネーターを内臓。

6.リグのマイクホルダーは方向を自在に調整できるので、カメラの向いた方向とは違った方向の音も狙える。

7.バッテリーライトや小型モニターなどを取り付けられるアクセサリーホルダーを装備。

8.ハンドルには放送用ワイヤレスマイクのレシーバーをワンタッチで取り付けられる台座を装備。

9.三脚への着脱にクイックリリースを採用。

10.HDMI出力端子とXLR音声端子はリグ最後部に配置して現場運用性を考慮。

11.A・V/R端子を装備したHDR-CX560V等の小型カムコーダー(最後の2枚の写真)の搭載も可能で、RECトリガーや外部音声などもNEX-VG20と同様に扱える。
ということになる。POODLEの由来は最後の写真を見ていただきたい。
ようやく出来上がったといった感じだ。明日からこのスタイルでの撮影が始まる。とても楽しみな現場になりそうだ。
2012年2月14日 | 記事へ | コメント(0) |
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2012年02月05日(日)
HDR-CX560V/NEX-VG20/10、そしてLUMIX GH2対応のリグ
HDR-CX560Vが続いてしますがお許しいただきたい。実はこの小さなHDカメラで撮影しなければならない案件が出てきた。
求められているのは小さなカメラとしての撮影ではなく、大きなカメラと変わらないカメラワーク。それは無理というもので、いくらアクティブモードの防振機構があってもデジはデジである。
カメラ機材費は民生カメラのレンタル代に合わせて1万円以下としても、人件費は大きなカメラと変わらない金額がいただけるわけで技術会社としてはやはり何とかしてご要望にお応えしなければならない。そこでこんなものを作ってみた。
現在進行中のデジリグはHDR-CX560VやNEX-VG10/20に対応する。
今後の計画としてグリップとハンドル、液晶ルーペ、背面モニターなどを取り付けて完成する。名付けてVGRIGでどうだろうか。
リグ付きショルダースタイル、リグ付き三脚運用、リグ無し単体運用は瞬時に切り替え可能になっている。

Future VGRIG STYLE
今週中には完成する予定で進めている。

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2012年01月28日(土)
技術会社のハンディーカムHDR-CX560V
ハンディーカムで最初に買ったものは10年ほど前のこと。TRV900という3CCDのカメラで、知り合いの技術会社から譲り受けたのが最初。特にどう使うというわけではなかったが、小さなボディーにしては3CCDということもあって良く撮れた。ロケハン用途がほとんどだったが、小柄なボディーと使える画質からオンボードカメラや簡易な水中撮影などには重宝した。
TRV900は一度ヘッド交換して時折ロケハンに持ち出していたが、さすがに4:3SDということで現在はお蔵入りである。まあよく仕事をしてくれたカメラだった。そして次に買ったハンディーカムは昨年のこと。
スチルの空撮の際に動画も撮れればうれしいという監督の要望に応えるためにアクティブモードの防振が効くHDR-CX560V。結果は大変良かった。静止画で予定していた部分のかなりが動画に変更になった。限られた予算で空撮動画を撮影することが出来た。そのHDR-CX560VのSVSスペシャルが次の写真。


改造こそ行っていないが、何箇所かに工夫を行っている。
まずは三脚のクイックリリースのためのスライドプレート。マンフロット577スライディングプレートアダプターの装着。そのままではHDR-CX560Vのカメラコントロールダイアルの操作に干渉するためにプレートのカメラ取り付けネジの位置を前方に変更している。

オリジナルのウインドジャマーと汎用アクササリーシューの取り付け。風きり音の低減と小型のカメラライトの取り付けでHDR-CX560Vの撮影範囲が広がった。そして最近行った加工というか、改良箇所はカメラコントロールダイアル。

このダイアルを調整することで絞りや去ったースピード、フォーカス、ホワイトバランス、シャッター速度など様々なパートが任意に設定できる。しかしそのダイアルが余りにも軽すぎる。機能を切り替えようとセンターのボタンを押した際に設定値が変わってしまったり、注意しないと撮影中不意に動いてしまったりする。また設定値を変更しようと回したときに思っている以上に回りすぎて+0.2EVのつもりが数EVも変わってしまったり・・・・
これではカメラコントロールダイアルというよりはCamera Runaway Dial(カメラ暴走ダイヤル)だ。
改善を要望しようにも、すでに生産完了モデルということで、現在の機種はカメラコントロールダイアルが割愛されたHDR-CX590Vになってしまった。カメラコントロールダイアルが付いた機種は上位機種の HDR-CX700Vや3月発売のHDR-CX720Vなどになってしまった。
仕方ないのでいつもの調子でDIM(Do it mya self.)でダイアルにフリクション機構を追加した。現在は露出補正で0.2EV、0.5EV、0.7EV、1EVなどの細かな設定が簡単に設定できるようになった。自分で言うのもなんだが、この加工はHDX-XD560Vにとっては画期的だと思う。この機能を追加したことでHDR-CX560Vは安心して使えるようになった。機構の心臓部は黒いパーマセルで覆っているため、外からは見ることは出来ない。いわば企業秘密?なので・・・(笑)
もちろんテープで固定しても良いのだが、それでは撮影中の微調整が出来ないし、音が出るような加工ではマイクが調整音を記録してしまう。こういった問題を全てクリアしたとってもスペシャルなフリクションコントロールである。もし本気でHDR-CX560Vを加工したいという方がいらっしゃればメールでお答えということに。

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2012年01月20日(金)
進化するCINEX-5N
キネックス5Nがやたら面白い。やはり60Pと24Pの魅力に引き込まれている。

今日ニコノスニッコール80mmF4のフォーカスノブにツマミをつけた。

ツマミといってもただのギアだ。椿本チエインの製品で日本橋のジャンク屋で手に入れたものだ。名神高速の長岡京付近を走っていると大きな看板に椿本チエインと書かれている。しかし作っているのはチェーンでありチエインではない。HPでもチェーンである。つまり社名だけがチエインということだ。
WIKIによると
1917年(大正6年)12月 - 大阪市大淀区(現・北区)で創業。
1941年(昭和16年)1月 - 「株式会社椿本チヱィン製作所」として会社設立。
ということでチヱィンがチエインになったようだ。
関連会社もチエインを使っている。歴史、伝統がある社名を時代に合わせてか安易に漢字からカタカナにしたり、慣れ親しんだ名称をCIなどと言って頭文字だけにする会社もあるが、私は椿本チエインの字面、響きが好きだ。
余談になったが、このツマミを取り付けることでニコノスニッコールの操作性がすこぶる良くなった。またアイリスにクリックが無いところも動画的向けで気に入っている。
ツマミを回すとこんな風に光学系だけが前後して鏡筒は回転や伸縮をしない。構造はインナーフォーカスではなく、全玉繰り出し式である。

4コマGIFアニメでダイヤルは少ししか回っていないように見えるが、実際は無限から至近距離まで2回転と90度回転する。

もう一つNEX-5Nを使いやすくした周辺機器を紹介しよう。


NEX−5用のサードパーティー製折りたたみ式液晶フードだ。NEX-5でも同じものを使っているが、NEX-5、NEX-5Nに装着してもすぐに下部の引っ掛かりが外れてしまう。つまりそのままでは使いにくい言うか、全く使えないといってもいいだろう。ただし加工は綺麗で作りもしっかりしている。
NEX-5でもそうだが、下部を10mmのパーマセルテープで固定している。NEX-5Nを使ったCINEX-5Nでは上部もパーマセルで固定して、さらにフードを開きやすいようにパーマセルでベロを付けてみた。
外れる心配が無いのでこのベロを引っ張ることで簡単にフードは開く。また、ローアングルで液晶を起こすときはフードの下部にある爪部分を引っ掛けて起こすことが出来る。

GIFアニメはローアングルのポジションだが、液晶の上部を引っ張りだして下に向けるとハイアングル対応になる。


可動式の液晶パネルが付いたデジカメはCybershot DSC-505からDSC-707、DSC-828、そしてDSC-R1と使ってきた可動式液晶モニターはこのNEX-5Nなどにも引き継がれている。このスタイルは八ッセルブラッドに慣れ親しんだ私にとっては最も使いやすいスタイルでだと思う。
そのままではうまく付かないが、工夫できる人にはお薦めの液晶フードである。フードを折りたたんだときは完全に液晶をカバーしてくれるところも良いと思う。
もう一度言っておくが、そのままではNEX-5やNEX-5Nにそのままではすぐに外れてしまう。改造や加工が好きな人なら重宝するのではないだろうか。
SONYのロゴが入った液晶保護パネルとセットでよく似たものが売られているが、評判は良くないようだ。
とにかく加工や改造が嫌な人には絶対にお薦めは出来ない。

1/21追記
CINEX-5を作るのに使った蛇腹フードについて問い合わせがあったので紹介させていただこう。
製品はマミヤのもので【Mamiya 蛇腹レンズフード G-2】という名称。58mmの取り付けリングが付属しているので49mmや52mmのステップアップリングを使うことでニッコールやNEX用のレンズにも使用できる。


更新のついでにNIKONOS用レンズのNEX-eマウントのアダプターを紹介。焦点工房さんが扱っているが、Amazonや楽天には見当たらず、ヤフオクの方にあった。オークションになっているが全て出品価格での即決になっているので競り合うことも無い。

レンズなども出ているが、水中専用のものは陸上では近接撮影しか出来ないので要注意だ。
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2012年01月18日(水)
NEX変換マウント
またNEX用の変換マウントを購入した。やはりアダプターはKIPONの製品を選んだ。
ショップはおなじみの「焦点工房」で、担当の陸孜豪(リクシゴウ)さんはいつも丁寧で、電話での対応も安心できる。今一番気になるのはNIKON 1用のB4マウントアダプターだ。理想的には1吋HDカメラ用のレンズだが、2/3吋のレンズでも何とか使えそうだ。レンズによってはイメージサークルがたりないことになるが、エクステンダーを入れればNEXでもカバーできたので、1吋のNIKON 1なら周辺減光程度で雰囲気かもと期待する。
陸さんの話ではこうだった。
KIPON製NIKON 1用のTVレンズB4マウントアダプターはもうちょっと時間かかると思います。
ということだった。また、
日本語があまり堪能ではありませんが、「良いものを安く」をモットーに販売を続けており、みなさまから高い評価をいただいております。
ということだが、十分に意思の疎通は出来ている。
以下に焦点工房さんが扱っているKIPON製のNEXマウントアダプターをピックアップしてみた。
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2012年01月15日(日)
世界最小のデジタルシネカメラ CINEX-5N
まるで食玩のような感じのデジタルシネカメラだ。世界最小のデジタルシネカメラかもしれない・・・

これでも1920×1080のフルHDで24Pが撮影できる。手元にあったマミヤの蛇腹フードを加工してマンフロットのプレートを取り付けた。ニコノス用の35mm/F2.5と80mm/F4はアタッチメントサイズがニコン標準の52mmではなく58mmになっているため蛇腹フードのサイズにピッタリだ。
ニコノスは水中カメラだが、35mmと80mmについては水陸両用ということでNEXに使っても無限までフォーカスが合う。



80mmを装着してみたが、蛇腹フードのおかげで、なんとなくそれらしく見える。4×4のティフェンは入らず、NDフィルターはラッテンやフジの75mm角のゼラチンを使うことになる。
ところでこのカメラに名前を付けてみた。
CINEX-5Nキネックス5Nと読むほうがカッコ良さそうだ。
以前に書いたFieldReportにNEX-5にニコノスレンズを付けた記事がある。NEX-5は24Pが撮れないためキネックス5ではなくNIKONEX-5ということになる(笑)

レンズの構成図はニコンカメラの小(古)ネタのお世話になった。その中に「ニコノスのレンズ」という記事があり大きな画像も掲載されていた。

http://nikonfan.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_f932.html


台座は東急ハンズで買ったアルミの無垢材の三脚用のW3/8のネジを切て、それにW1/4のアダプターを埋め込んだ。
蛇腹フードにNEX-5Nを取り付けて三脚座はカメラではなく蛇腹フードに付けたところが最大の工夫。ニコノス用レンズはフォーカスと絞りの調整が鏡筒のリングではなく、左右のダイヤル式ノブで行う機構になっているので、鏡筒の先端からマウント部分まで普通のレンズのように動いたり伸縮しないようになっている。つまりレンズ先端の58mmネジでカメラを支えてもヘリコイドに無理がかかって重くなることが無い。ニコノス用に陸上専用レンズ「 LW Nikkor 28mm F2.8 」というのがあるが、ダイヤル式のフォーカスではなく、普通のヘリコイドになっているために今回のスタイルではヘリコイドに負荷がかかって使うことができない。
ニコノスのレンズについては「ニッコール千夜一夜物語」の第八夜 W Nikkor 35mm F2.5(水陸両用)」に掲載されている。


もちろんこれで仕事をしようなどとは考えないが、要望があれば本気で使えるように思う。
NEX-5とNEX-5Nを比べて最も大きな進化は動画性能だ。その一つにフルマニュアル露出が可能になったこと。NEX-5ではオートで露出補正のみの動画撮影だったが、NEX-5Nではシャッター速度、絞り、感度を固定できるようになった。さらに動画撮影時の画角が静止画撮影と同じになり、録画の際に変化しない。これはNEX-VG20と同じだ。

次に行う加工はHDMI分配器と5.5インチのモニターを取り付ける金具だ。イメージは出来上がっているのであとはコーナンPROへ行くだけである。
で、こんな24Pカメラを仕上げる目的は・・・・・
それについては今のところはトップシークレットということに。
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2012年01月10日(火)
今宵は満月、初満月の出
昨日の月は満月。2012年の初満月ということになる。
昇ってきた時の色がとても印象的だった。そんなわけで東側のベランダからNEX-5Nで動画と静止画を撮ってみた。

Nikkor*ED 400mm 1:5.6/SONY NEX-5N
EDの400mmなのだが、インナーフォーカスではないために冷えるとヘリコイドが重い。
「月読みの光に来ませ
        あしひきの山きへなりて遠からなくに」

昨夜放送された『たけしの教科書に載らない日本人の謎』で日本語のかなについて色々と語られていた。
そのせいか、ふとこんな和歌を思ひ出した。昨夜の放送では技術協力に社名だけではなく会社のロゴも入っていた。感謝。
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2012年01月06日(金)
実験映像
音がもたらす生理的効果の「実験映像」ということでYouTubeに動画をアップした。


年明けの雪の日に京都の鞍馬から花背峠を経て芹生峠を走った映像だが、残念ながら芹生峠は深雪で2WDの非力なファミリアでは限界だった。止む無く往路の花背峠を鞍馬に戻って鞍馬温泉で初風呂を楽しんだ。

これが愛車ファミリアRS(1.5Lレブリミット7500rpm)
アップした映像は20〜30km/hで走っているのだが、音を加えることで体感速度が2倍ほどになる。プライベートな撮影なので自前で編集したが、仕事では音効さんに頑張ってもらう分野だ。このYouTubeを編集していて映像と音は切っても切れない間柄だということを改めて再認識した。

やんちゃな子供達へおじちゃんからのメッセージ。
映像はバーチャルだということを理解して、良い子の皆さんは絶対真似をしないように。おじちゃんはこれまでに雪道や凍結路を何万キロも走破していて、この撮影では若いお兄ちゃんを指導しながら撮ったんだよ。
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2012年01月03日(火)
冬休み工作V/NEX-5Nの音声同録モニター
NEX-5Nはあの小さなボディーで60P/60i/24Pが撮影できるようになったことで、560Vと同様に仕事で使うための仕様が必要になる。
収録時の音声モニターだ。NEX-5Nの外部マイクを装着したときにHDMIの小型モニターCLM-V55を経由することで音声のモニターができることに気づいた。HDMIのデジタル信号がアナログ音声に変換され、音量はCLM-V55で行える。内臓スピーカーではハウリングを起こしてしまうので、再生時とはちがってヘッドフォンやイヤフォンでのモニターになる。

NEX-5Nにはアクセサリーシューが付いていないのでL型ブラケットなどを使用する必要があったが、ちょうど手元に豆カムHDの照明セット用に作って縦型ブラケットがあったのでそれを流用した。その際にマンフロットのクイックプレートが取り付けやすいように1/4吋タップを使って数箇所ネ穴を増設した。

ニコンF用のマイクロニッコール55mmF3.5を装着したスタイルはなかなかのものだと思う。
音声はHDMIからアナログに変換されるので若干ディレーを生じるが、直接音と区別がしやすいので苦になることはないようだ。

CLM-V55はNEXやHDVなどのモニターとしても重宝するが、一眼レフのHDMIでも使用できる。便利な機能としてピーキングやピクセル等倍の表示も可能だ。また信号は60Pにも対応しているのでNEXなどにはもってこいだ。撮影のために遮光フードは外しているが、とても便利な遮光フードが付属する。
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2012年01月02日(月)
冬休みの工作U/HDR-CX560Vの内臓マイクに着脱式ウインドジャマー
先にアップしたYouTubeでわかるようにHDR-CX560Vのポテンシャルの高さには驚く。このカメラを空撮で使った時に気になったのは内臓マイクの風切り音だ。NEX-5Nでもそうだが、CX560Vでも吹かれには弱い。こういったカメラでジャマーが着いたのはNEX-VG10が初めてではないだろうか。もちろん後継機のVG20にもジャマーは標準装備された。
そこで正月休みを利用してまたもや「冬休みのオヤジ工作」である。

材料はいつも使っているフェイクファーのハギレと、同じくクーラーのエアフィルターのハギレだ。

今回は着脱式ということでホームセンターのカー用品売り場にある硬質マジックテープを使用した。裏面に粘着テープが付いているが、やはり縫い付けなければいずれは外れてしまう。プロのようにはいかないが、二重にかがって固定した。ジャマーを作る場合、フェイクファーとマイクの間に入れる緩衝材は音質に大きく影響するので材料選びには実際にガンマイクを持参してヘッドフォンで確認させていただくか、二重にして耳で直接聴くなどすればよいだろう。

カメラの内臓マイクの周囲にマジックテープを貼り付ける。アクセサリーシューのスライドが開くようにマジックテープをカットしなければならない。カー用品のマジックテープに使われている粘着テープは非常に強力で、会社でも様々なものに使用している。振動が激しい場所に使われることを考慮した優秀な製品である。

もうひとつの注意点はフェイクファーの毛がレンズにかからないように工夫すること。私はソニーの37mm→52mmのステップアップリングを装着してニコンの広角レンズ用のフードを取り付けた。560Vの最広角でアクティブモードをONにしてもケラレは生じないことを確認しているフードだ。

テストの結果も大変よく、今日の強風でも吹かれること無く2CHステレオ、5.1chサラウンドも安心して録音できた。

内臓マイクで吹かれること無く録音できるようになると予算の乏しい仕事では560Vも選択肢となり得る。ただし三脚だけはある程度しっかりしたものを選ばなくてはならない。私の場合は少し古いがマンフロットの#505を選ぶ。カウンタースプリングは1kgが最適だった。HVR-X1JやHVR-Z5JではもっぱらビンテンV3を使用するので、ほとんどスチルの望遠レンズ用になっていた#505だったが、560Vのおかげで再び出番ができたようだ。
2012年1月2日 | 記事へ | コメント(0) |
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ニックネーム:SENRI
都道府県:関西・大阪府
映像制作/撮影技術会社
(株)千里ビデオサービス
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北八ヶ岳麦草ヒュッテHPの管理人です。よろしくお願いします。
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