Ai Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8S オーバーホール
	
		
			
【Ai Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8S オーバーホール】という検索。ヒットしていたページはNIKON D700にこのレンズを付けてあるオーディションの撮影をしている。 
(写真をクリックすると単体写真が開きます) 定位置からニーショットとバストアップがワンタッチで切り替えられるので選んだレンズだ。AI-sの80-200mm F4.5でも良かったし、EOSに70-200mm F2.8Lでも良かったのだが、数日前にNPSでメンテナンスを終えて戻ってきたたことと、スナップ用のAi 35-70mm F3.5とのトーンを揃えるためである。 
メンテナンスの主な目的はズームと距離環のトルク調整、そして内部のレンズ清掃である。カビなどは全く無いが、レンズは古くなるとどうしても埃の混入とレンズが空気に触れる面が僅かながら汚れてきて透過率の低下が生じる。もちろん逆光時にフレアを起しやすくなる。 
メンテナンスのお陰でリングの動きは適度なトルクをもちつつも、とても滑らかに動くようになった。 
(※2010年現在このレンズのメンテナンスはニコンでは受け付けていない。理由は補修部品(レンズ等)が払底したために作業中のレンズ割れ等に対応できないからということである) 
写真に写っているのは私のJr.だが、動画の現場ではVEや音声、そしてカメラも振るが、写真の方も徐々に経験を積ませてもらっている。 
少しずつではあるが雑誌なども撮らせていただくようになり、今月末にはまた新しい号が本屋の店頭に並ぶ。 
AF全盛の時代に敢えてマニュアルフォーカスを選ぶ理由は「ピンとは自分で取るもの」という彼なりのこだわりと、もう一つ大きな理由は私がニコン好きでF時代からのニッコールを持っているのでAFレンズを買わなくて済むことである。※仕事としてはAFも必要で、Ai AF Zoom Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-5.6D、AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED、Ai AF-S Zoom-Nikkor ED 17-35mm F2.8D(IF)、Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D(IF)、Ai AF Zoom Nikkor 28-105mmF3.5-4.5D(IF)、Ai AF Nikkor 85mm F1.4D(IF)とキヤノンのEF-S17-55mm F2.8IS、EF70-200mm F2.8L、そしてシグマの18-50mm F2.8 EX DC MACROなどのAFレンズは揃えている。決してAFを否定しているわけではない。  
 
先日木村充揮さんのライブを撮影した時のレンズAi Nikkor ED 300mm F2.8S(IF)とAi Zoom Nikkor ED 50-300mm F4.5Sもやはりマニュアルフォーカスの古いレンズだった。本人曰く「木村さんの撮影にAFは失礼。ブルージーな音楽にはマニュアルが似合う」だそうである。もちろん撮影結果もピントに問題ないので好きなスタイルで撮ればいい。そんなニコン好きの彼も出版物が溜まってプロ登録できた。 
 
ちなみに上の写真に写っている80-200mmは82年から85年まで販売されたもので、製造数は1539本と言うレアなもので、現在eBayではUS $3,850.00で売られている。これは発売されたこ時の定価に近い金額だ。しかしいくらレアだと言っても使わなければただのガラス玉でしかない。仕事に使ってこそニッコールレンズである。 
 
WEBを検索してみたがF2.8はAFの80-200mmばかりがヒットして、AI-Sの80-200mmは数件しか無かった。 
 
1900年代(1959〜1999年)のニッコールレンズ カテゴリー別一覧 (By キンタロウ) 
 
Haniwaのページ"作者のblog 
 
Ai-S ズーム ニッコール ED 80〜200mm F2.8 
 
以下海外サイト 
Nikon Zoom-Nikkor*ED Ai-S 80-200mm f2.8 
 
Nikon 80-200mm f/2.8 History 
 
MF Nikkor Zoom lenses 80-200mm f/2.8 ED 
 
Nikkor 80-200mm f/2.8D 
 
そしてeBayだった。 
 
追記:このレンズ、大阪駅地下の八百富写真機店で194,250円で販売されている! 
そしてあのNikkor Auto 15mm F5.6(C)Ai改も売っている。価格は157,500円也 
欲しい人はどうぞ!(2010.2.1)
  
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		2010年1月24日
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