プロテック ウインドジャマー
	
		
			
プロテック ウインドジャマーという検索だった。私の会社で使っているウインドジャマーはライコートの製品であり、検索に該当するウインドジャマーは無い。 
写真はライコートのソフタイシステムである。検索ではおそらく消火器のヤマトプロテックのリンクとウインドジャマーが引っかかったのだろう。 
ライコートではソフタイやカゴのことをWindshield Systemといい、特にカゴについてはFull Windshield Systemという名称を使っている。 
そのほか池上のカムコーダーのマイクにもライコートのCamera Mounted Softie Windshieldを使用している。またレンズとマイクの間隔が広いHDW-700Aではソフタイを使用している。 
 
今回の検索で気になったことはウインドジャマーという言葉だ。ライコートのサイトではウインドシールドが正しそうだ。さ 
さてそのウインドシールドだが、業界でゼンハイザーのMKH-416が標準になっているように、ウインドシールドはライコートが標準のようだ。他メーカーのウインドジャマーがいいか悪いかを調べて判断するよりも、放送で使用して問題ないライコート製を使うことが結果的には無駄が無く安上がりということだろう。国産品や海外の他メーカーのものを買って、結局ライコートに買いなおした、なんてことが最もつまらない買い物である。 
業界標準を選ぶことはもちろんβーカム、HDCAMのようにステータスではあるが、ある意味業界の保守的な一面でもある。つまり業界標準のライコートが決してどこよりも優れているということを保証するものではない。やはり実物を確かめて使い手が判断して、最も自分の用途に合ったものを選ぶことが大切だ。ちなみに私は常々MKH-416がタッチノイズに弱いと感じ、現場によってはあえてソニーのC-74やECM-672を使用する。またインタビューマイクもSHUREのSM-63Lを標準としながら、63Lよりもはるかにタッチノイズに強いSONYのF115にSM-63L用のウインドスクリーンを付けて使っている。決して業界標準が全てではないのである。
  
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		2008年10月22日
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音声・録音・音響 / 
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