ガンマイク用ブームポールのグリップエンドバランスウエイト=シズちゃん
	
		
			
 「ガンマイク用ブームポールのグリップエンドバランスウエイト」というのはキーワードではない。久々の千里ビデオサービス工作室のヒット作である。 
 金属のシズにタップを立ててM6のボルトが通るようにし、もうひとつはM6の六角ボルトの頭を埋め込めるようにホルソーで彫った。 
 竿(ブームポール)のエンド部に埋めたM6のボルトに第一ウエイトを取り付け、状況に応じてエクステンションウエイトを追加できるようにしている。 
 
ネットで「マイク ブームポール バランスウエイト」などを検索するが何もヒットしない。今まで誰も作っていないというのが不思議なほど便利なものだが。 
  竿のグリップエンドに2個のウエイトが付いた状態の写真だ。Van Den Bergh(ヴァンデンバー:vdb)のマイクブームポールは標準的なものでも6〜7万はするので長尺の竿が必要な場合は機材屋のレンタルで間に合わせ、普段はスリックの一脚を改造したものを使用している。普通のENGではこれで十分というか、とても使いやすいし価格も数千円だ。ただしマイクに対して竿が軽すぎるために片手で保持するには手首の負担が大きく、とても辛い。そこで今回のウエイトを考えた。 
 ゼンハイザーのMKH-416にライコートのソフタイが付いた状態でけっこうバランスがいい。片手で竿を持った場合にもバランスが取りやすくなり、反対の手でENGミキサーの操作が出来る。ホールドポイントから竿のエンドまでの距離が短くてもバランスよく保持できるようになった。スタッフいわく「エンド部分に見えない竿があるみたい」ということだ。 
 長いマイクブームポールの場合は伸ばさずに溜めた部分をウエイト代わりにしてバランスを取れるが、軽量な一脚ではこういう工夫が必要なことに気づいた。「何でもっと前から作ってくれなかった」と文句を言われてしまったが、完成度の高いスタイルに仕上げるにはけっこう考えなければならない。頭の中で試行錯誤の結果、ようやくコーナン、東急ハンズへ足が向いたのである。 
 出来上がった状態は商品として売られていてもおかしくは無い状態に仕上がったと自負している。いずれダイワやスリック、マンフロットなどから発売されても良さそうな出来栄えだ。もちろん実用新案など申請しないから一日でも早く商品化してもらいたい。竿に付ける錘(オモリ)だから名前はシズ。商品名は「シズちゃん」でどうだろう。
  
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		2008年9月26日
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音声・録音・音響 |
 
		
		
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釣り,,,? あの浜から投げる超遠投の釣りにおいては必要不可欠
なものなんです。回転して投げる訳でして 多くのロッドの底には
バランスウェイトなる鉛が調整出来る感じで入っています。
振るというよりは竿の反発で飛ばすためと、投げる為の錘りや、
竿を回すときの抵抗をずいぶん軽減出来ます。
また自分スチールですが ボートにて飛び跳ねる魚とアングラー
を同じ画面に入れる為にポールを使いますが、最初は1脚で、
でもどうしても重くて 水平に近く構える為に今ではステンレスの
ポールにヘッドを付けてやっております。反らないし、カメラの
重さも感じないので良いですよ。
と、関係あるかどうか不明ですがコメント失礼しました。
>あの浜から投げる超遠投の釣りにおいては必要不可欠
なものなんです。
そのようですね。
ユーザーの人口が多いからメーカーも開発に注力できるのでしょうね。
日本全国の音声さんの数を考えると、こちらは絶対儲からない分野。
自分で開発せざるをえません。
釣りと言えば、先日鳴門でカマスを山ほど釣ってきました。
夕方から日没後まで、投げれば必ず釣れました。
冷蔵庫で干物にして、美味しかったです。