月末を迎えたのでアクセス解析を検討する。 
 先日からスタッフの木原がある団体のホームページをMovable Typeで制作している。CMSが流行のWEB業界としては当然である。そこで苦労しているのがプラットフォームの違いによる表示の違いだ。一流企業と言われる会社のホームページでもプラットフォームやブラウザが異なれば全く崩れてしまったりする。私の会社のホームページはMacOSXのSafariやFireFoxでトップページのカラーバーがぼやけることを除けばほとんどのブラウザ、プラットフォームでほぼ同様の表示をする。いたって古典的なHTMLで書いているから当然だ。 
 このこともあって今回はOSのアクセス解析を掲載することにした。30,340のインプレッションのうちWindowsは25,471で8割以上に達している。そのトップはやはりXPでその後を2000とVistaが続く。8年前のOSが最新のVistaに負けていないのは流石だ。やはりNTゆずりの安定したOSだけある。そしてWindowsに続くのはやはりMacだ。そして中でも10.4が最も多い。面白いのはプレステやソフトバンクが入っていることだ。また最下位にWiiもいた。 
 変わったついでに今度は都道府県別のアクセスである。 
1 東京都 2,555  (22.05%)  2 大阪府 1,893  (16.33%)は頷けるが、近畿圏の 10 兵庫県 343  (2.96%)  4 京都府 241  (2.07%)というのはSEOが的確でない証拠だ。ここは頑張って近畿圏のアクセスを伸ばしたいところだ。  
 
 ホームページへのアクセスを分析することが重要だと言うことは前にも書いている。カッコイイホームページであろうと、いつ来ても変わらないページでは読む必要は無い。 
 ニュースサイトのような情報発信は企業サイトに求めもしないが、それなりの新着情報は必要だ。これがブログの役割だと思う。そして私の理想は「ほぼ日刊イトイ新聞」である。糸井重里はスゴイ。そしてその周りの人たちもスゴイ。 
 ちなみに私はWEB更新に1日1Hを割り当てている。ホームページを見ていただいて仕事が数本決まれば、ドメイン維持費、サーバー維持費、インターネット接続のプロバイダー費の合計である50万程度の年間経費などは簡単に消化できる。もちろん私が更新に費やす年間400時間程度の人件費もたかが知れている。 
 ホームページは最もコストのかからないCMであるということに気付いていない経営者が多いことは確かだ。ホームページは一度作ればそれでよいというものではない。鮮度を保つことが大切である。そのためのCMSであり、更新なのだ。手間を惜しんではWEBで仕事を獲得することは出来ないだろう。
  
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