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 2011年10月04日(火) 
	
	
		
			
昨日はCMの撮影だった。15秒の外食大手の地上波OAだ。 
ただし予算が厳しい。当初PMW-F3を提案した。 
却下された。 
ギリギリの選択で決まったのがHDVでの撮影。ブロックノイズを考慮してテープとメモリーの同時記録。 
HVR-Z5Jのテープでのみ可能なハイスピード(オーバークランク)でのスローモーションは一旦テープに記録したものを現場でメモリーにダウンロードした。 
 
今回の予算会議で譲れなかったものはスタッフたった。最低限撮影部2名と照明部2名は必要と押し切った。 
モニターは技術用にHD-SDIのブラウン管モニターを用意した。制作モニターは制作さんに自前でLED REGZAの22インチを用意してもらった。 
実はそれが良いモニターだった。LEDバックライトのおかげでとても明るくきれいに見える。さらに100%の視野率で見える。クライアントに見せるにはもってこいだ。 
オンエアの確認ということではクライアント用には少し派手な民生モニターが好まれるし、視聴者のことを考えても民生機での確認は重要だ。 
事務所に戻って早速調べてみた。 
  
 
19インチと22吋のものが安かった。ともにHDMI入力は2系統だそうだ。これは買いである。 
撮影に使ったHVR-Z5JといえばもはやZ5Jには見えない(笑) 
 
 
HDMIからHD-SDIへの変換にはブラックマジックデザインのミニコンバーターHDMI toHDSDIを使用している。今回は使用しなかったがHDW-750のHD-SDIをHDMIに変換する場合はHDSDI to HDMIを使用する。これでHDCAMの出力が民生テレビで再生可能になる。 
  
ちなみにブラックマジックのミニコンバーターは3年間の交換保証が付いている。故障した場合は修理対応ではなく良品に交換だ。電源が入らないとか、信号が出ない場合などは不良品が到着した日に良品が発送されるそうである。 
 
 
厳しい現場だったが制作さんと知恵を合わせることでなんとか切り抜けることが出来た。ただしHDVで地上波用のCMを撮影していいかどうかはいささか疑問の残るところ。というのもニキビ予防のCMにはRED ONE、ハリウッドスターが登場する軽自動車のCMにはARRIが登場している。つまりクライアントも現場で使われているカメラはどういうものかを知っているのだ。 
ただ、逆を言えばHDVの持つ能力がかなりのものともいえる。 
 
ここで大きなニュースがある。 
 
ソニーがまたやってくれた!今度はRAWデータでの記録が可能なシネアルタ。さらに価格は従来のモデルの半額以下だから驚きである。 
2012年はハイエンドもローエンドも益々面白くなる映像の時代ということだろう。  
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2011年10月01日(土) 
	
	
		
			
NEX-5を使っているが、動画がオートのみということで不満があった。 
最近出たNEX-5Nでは「NEX-5Nは、P・A・S・Mの露出モードでも動画撮影を楽しめます。」  ということで、自動のみという不満は解消。さらに「イメージセンサーからの読み出し速度が約60fps(59.94fps)に向上したことにより、APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載したレンズ交換式デジタルカメラとしては初めて(*1)、60pの滑らかなフルハイビジョン(AVCHD Ver.2.0、1920×1080)動画撮影に対応。」  ということである。もはやコンパクト一眼デジカメではなく「動画撮影機の撮像部分」であるといって過言ではないと思う。 
コンパクトながらレンズ交換が出来てマニュアル露出、60Pだけではなく24Pも可能だ。NEX-VG20やNEX-7も良いが、まずはNEX-5Nゲットである。 
どうやら今回は娘がプレゼントしてくれそうな気配だ。 
 
  
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2011年08月24日(水) 
	
	
		
			
噂のNEX-VG20が正式発表された。 
 
 
 
仕事で使用しているNEX-VG20+オリジナルショルダーリグ 
60pモードでの高精細映像や、24pモードとシネマトーンガンマ(TM)・シネマトーンカラー(TM)でのフィルムテイストな映像記録など、さまざまな映像表現が楽しめるようになりました。加えて、最高約6コマ/秒の高速連写機能やRAW画像撮影機能も搭載しているので、高画質な静止画撮影も楽しめます。
  
31段階の音声レベルコントロールが可能になりました。液晶パネルに表示されるレベルメーターにより音量調節も可能です。
  
グリップ上部にある2nd S/Sボタンや4倍の拡大フォーカスボタンを使えば快適に撮影できます。
  
露出をフルマニュアルコントロール可能です。また、ゼブラパターン表示にも対応。さらにマニュアルフォーカスによるピント合わせも、ピーキング機能に対応するなど、充実のマニュアル機能で独自の映像表現を追求できます。
  
外部モニターなどへのHDMI出力時においても、液晶画面の表示を消すことなく撮影することが可能です。
  
約3倍のAFの高速化(*2)を実現。Eマウントレンズは、マクロレンズやポートレートレンズなど新開発レンズ4本が加わり、計7本とラインナップもますます充実。さらに、「トランスルーセントミラー・テクノロジー」とAFモーターが搭載されたマウントアダプター「LA-EA2」(別売)を使用することで、Aマウントレンズ(*3)にも対応し、フルタイム・コンティニュアスAFを実現。動きの速い被写体も確実にAF追随し、スムーズで高速なピント合わせを可能にしました。  
  
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2011年08月15日(月) 
	
	
		
			
アナログ地上波が停波し、東北地方の一部を除いて全てハイビジョン化したことで私の会社でも旧機を廃棄することにした。ベーターカム、DVCAM、DVCPROの編集機や録画機、パナソニックのSDシステムカメラや池上のデジタルプロセスカメラ、さらに中継用のスイッチャーやDVE数台、そしてコピー用のVTR十数台や測定器など。 
全て稼動できるものだが、ハイビジョン時代には場所をとるだけである。売却しても二束三文で値段を聞くと悲しくなるのでまとめて廃棄業者にお願いした。 
 
色々片付けているとこんな物が出てきた。 
1970年代後半に発売されたワンポイントステレオマイクECM990Fである。当時はカセットデンスケなどを使った生録ブームだった。 
 
BEのロゴが示すようにバックエレクトリックコンデンサーマイクを搭載し、ロータリースイッチによって集音角度を90度/120度/150度/180度と4段階に切り替えることが出来る。ファントムには対応せず単三乾電池1本で駆動する。出力は不平衡の標準プラグでLRが出る。 
メインに使っていたダイナミックマイクのF115に比べると吹かれには弱く、屋外ではタオルやウールで包まなければならず、もっぱら屋内使用に限定された。 
いたずら半分にローランドのデジタルレコーダーで録音してみたが、まさか30年を経過したマイクとは思えない音がした。廃棄される運命から急遽反転して吹かれ対策を施す。例のフェイクファーを用いたウインドジャマーの製作だ。いつものように男の裁縫箱が活躍する。籠ジャマーの時に余ったフェイクファーなどを使ったので「家庭科の時間」の手間だけで出来た。 
ECM990Fに合わせて裁断したフェイクファーを袋状に縫って綴じ紐をトうせるようにした。約1時間の作業。出来上がったワンポイントマイクジャマーがこれ。↓ 
 
クーラーの噴出し口で吹かれをみたが良好に抑えられている。音質も大きな劣化はないようだ。 
早速自宅前の植え込みでセミの鳴き声を録音。R44で録ったWAVファイルをMP3に変換しただけのファイルをアップしてみた。遠くでヒグラシの声も聴こえる。 
 
http://svs.ne.jp/ecm990.mp3 
 
http://svs.ne.jp/ecm990-2.mp3 
 
テレビカメラやVTRはフォーマットが変われば一気に価値が低下し、挙句の果ては廃棄の運命になる。しかしマイクロフォンはかなり長く使うことが出来る。それはフィルムカメラやレンズに似ている。 
色々なSEが手軽に録れることはとても有難い。しばらくはECM990とR44の可愛いセットにはまりそうだ。 
 
ECM990Fの英語版マニュアル  
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2011年08月13日(土) 
	
	
		
			
今日から盆休み。先日の淀川の花火大会を中津にあるライトスタッフのスタジオへ行ったときにNEX-5で撮影した。オートだが意外と良く写る。YouTubeは20分に短縮しているが、ほぼ全てのプログラムを収録している。 
次のムービーは少し短く編集してBGMも入れ替えてみた。 
BGMで雰囲気は全く変わる。来年花火大会へ行かれる方は「花火を見ながらiPodで好きな音楽を聴く」あるいは「iPodで好きな音楽を聴きながら花火を見る」というのは如何だろうか。 
来年はぜひリッツの角部屋から自分の好きな曲をiPodで聴きながら眺めてみたいものだ。
  
※今回のYouTubeもBGMは全て著作権料、音源使用料、その他の隣接権をクリアーしたものを使用している。
 
   
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2011年07月05日(火) 
	
	
		
			
ソニー豆カムHDにジャストフィットのレンズフードを購入。
フィルター径30mmの豆カムHDは普段ワイドコンバーターを付けて使用しているが、場合によってはワイドコンバーター無しでも使用する。しかしレンズの前玉が浅いのでフレアーを生じたり、指が触れてしまってレンズに指紋が付着してしまう。とくに出演者の手元に置いた豆カムは触られやすい。そこで見つけたものがこの角型フード。 ショップの写真では黒いキャップが付いていたが、届いたものは乳白色のキャップが付いていて、入射光でホワイトバランスをセットする場合にも便利だった。 
 
これがフードを装着した豆カムHDの姿。ネジの部分に締め合わせようのリングが付いていて、角型フードの取り付け角度を決めて固定することが出来る。けっこうよく出来ていると思う。 
 
 
それともう一つ面白いものはNEX-5用の液晶フード。少し加工するだけで(私の場合約10分ほどの切削だった)豆カムHDに取り付けられるようになった。下部が無いことでタッチパネルの操作にも邪魔にならない。デザインは5吋液晶モニターのCLM--V55のフードにそっくりだ。 
 
他にも八仙堂の30mmΦのレンズキャップも重宝する。スプリング固定でねじ込みタイプよりも使い易いうえに脱落もしにくい。 
 
  
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2011年06月28日(火) 
	
	
		
			
デジタルが進化することでいろいろなものが安くなった。 
その一つが信号変換器のLKV354だ。コンポーネントビデオをHDMIに変換する。電源はACアダプターだがDC電圧が5Vなので単三電池4本で駆動できる。 
アナログコンポーネント入力を備えた小型液晶モニターが廃盤になり、最近はCLM-V55のようにHDMI専用の安いものになった。そういったモニターに便利なコンバーターである。 
 
このコンバーターがあるとHDMIやHD-SDIを持たないGoProHDやHVR-Z1J、そして旧のHDCAM HDW-700Aなどでも小型モニターへケーブル1本で出力できる。 
お薦めの小型液晶モニターはソニーのCLM-V55.とても気に入って現在2台使用している。HVR-Z5JやNEX-VG10でも活躍し、先日ののアオバズク撮影ではNEX-5のファインダーとしても使用した。 
 
 
デジタルは今後も私達に驚きの機能、価格を提供してくれるに違いない。ただしそういったデジタル機器を設計、製造しているのは類人猿から進化した我々人間のアナログ思考であることは面白い。  
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2011年06月15日(水) 
	
	
		
			
先週金曜日に修理に出したHVR-Z5Jの修理が完了した。 
何処が故障したかというと、外部モニターへの映像出力端子。 
当初アナログコンポーネント出力の接触不良だったが、先週末に重要文化財の撮影を行っているときにHDMI出力が接触不良を起こして外部モニターの映像が出なくなってしまった。前日の京都では問題なかったのだが、故障というものはいつ起こるかわからない。 
コネクターを動かすとなんとか映像はで出て、記録も問題ない。端子の接触不良が原因だ。コネクター部分に適当な大きさに丸めたパーマセルテープをボディーとの間に挟んでコネクターを傾けて現場は乗り切った。 
こういった状態では次のロケに支障があるために大至急で修理に出した。サービスセンターの素早い対応のおかげで早々に修理が完了した。 
 
これが交換されたコネクター基板。左がIEEE1394とアナログD型端子がついた基板で、右はHDMI端子の基板。 
そしてこの修理の際に【ビューファインダーのフレキシブルハーネスの断線が報告されているため、対策品に交換しておきました】ということで、こちらは無償交換されていた。 
 
 
修理のついでにレンズのフランジバックの調整(コンピューターと治具が必要なため、放送レンズのように自分で調整することが出来ない)もしていただいた。 
まずは一安心なのだが、以前アナログ出力コネクターの抜き差しをしなくても良いようにBNC端子への変換ケーブルを作った。 
【HVR-Z1J BNCコネクタ】の記事をご覧いただきたい。 
今回そのカメラ側が今回故障したわけで、前回の方法では不十分だということになる。そこで今度の撮影に向けてHVR-Z5Jの出力コネクター部分に強化対策を施した。 
 
これが強化対策を施した部分。 
コネクターを1mmのアルミ板で補強して結束バントで固定している。アルミ板のZ5Jへの固定にはスリーエムの超強力両面テープを使用している。 
 
次の写真は以前のコネクター部分。補強は行っていない。 
 
最近はHDMIやHD-SDIへの出力が当たり前になったため、HDMI端子もカメラ側のコネクターを抜き差ししなくても良いように中継コネクターをグリップのバンドに取り付けている。 
 
HD-SDIモニターに出力する場合は中継コネクターへ送っているHDMIケーブルをカメラアタッチメントに取り付けたブラックマジックのミニコンバーターに差し替えることでHD-SDI×2出力が可能になる。 
 
今回の故障のおかげといっては何だが、HVR-Z5Jの外部出力の信頼性が大きく向上した。まさに怪我の功名というものだ。使用頻度の高いHVR-Z5Jにはまだまだ現場で活躍してもらいたい。  
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2011年05月25日(水) 
	
	
		
			
今日明日の現場に用意したNEX-VG10用レンズ。 
 
Nikkor 17-35mm F2.8/Nikkor 85mm F1.4/Nikkor 50mm F1.4 
Nikkor 18-70mm F3.5-4.5 NEアダプター付/Sony E-17-55mm F3.5-4.5 /Nikkor 35mm F1.4 
SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 NEアダプター付/NEアダプター/ 
右のケースにはSony E-16mmF 2.8とウルトラワイドコンバーター、フィッシュアイコンバーターがあり、スクリューインのNDフィルターが各種入っている。左上はZiggyJIBの回転ヘッドやHDMI分配器など。あとはフィルターケースにLEEの角型フィルターやマットボックス、モニターなど。 
 
それにしてもNEX-VG10のロケではHDCAMやHDVのロケに比べて機材が多くなる。フットワークの良いロケを行うために収納方法や撮影スタイルを考えなければならない。 
スタッフ的には撮影部2名、照明部2名、演出1名、製作1名のコンパクトなものである。 
 
  
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2011年05月21日(土) 
	
	
		
			
使ってみて初めて判るソフトウエアの真価、そして進化だと思う。 
最近良くWEBに広告が掲載されているポートレートプロがそうだ。広告を見る限りでは「顔がCGのようになってしまう」と思ってしまう。小さな動画広告ではあのくらい派手に効果を見せなければ理解してもらえないのだろう。私もそう思っていた。 
試しにトライアル版を入れてみたが、画像にトライアルの文字が乗って印象も良くなかった。それと扱えるファイルがJPEGなど一般の画像ファイルに限られることも良い評価につながらなかった。 
しかし出会いというものは不思議なもので、ふとポートレートプロのSUTUDIO版の「カメラRAWファイルの読み込み」「PhotoShopプラグイン」が気になった。 
詳しくは下記を参照していただければ一目瞭然である。 
http://www.portraitpro.co.jp/editions/ 
ということで私が購入したのは PortraitPro Studio版になった。 
 
使った印象は「画期的ソフトウエア」である。効果も自在で効かせすぎず、かといって十分効果的なレベルが任意に調整できる。写真はNIKON D700のRAWデータを開いてみたところ。 
昔フジフイルムのCMに「美しい人はより美しく、そうでない方はそれなりに」というフレーズがあったが、PortraitProSutudioは「美しい人はより美しく、そうでない方もそれなりに」美しくなるということだ。 
 
ポートレートプロの日本語サイトで日本語版PortraitProSutudioダウンロード版を購入することが出来るが、販売が海外のため£(ポンド)での決済になった。グローバルな時代だからそれでもいいのだが、アマゾンはでCD版が購入できる。こちろんカードや代引きも可能だ。ダウンロード版よりも少し高くなるが、PCがクラッシュした場合などを想定するとダウンロード版よりも安心かもしれない。 
 
  
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2011年05月10日(火) 
	
	
		
			
 
先の記事に書いたEastman Kodak Enlarging Ektar f:4.5 50mmのM42(ペンタックススクリューマウント)への変換方法について問い合わせがあったのでこちらで公開。先日の仮付けではなく正式にM42マウント化している。 
 
マウントのベースになったものは八仙堂さんのM42ボディーキャップとレンズリアキャップ。アルミ製の黒と白があったが、Enlarging Ektarには白が似合う。24.7mmの穴をあけてEnlarging Ektarの座金用ナットで取り付けた。 
右はレンズリアキャップ。これも同じく金属製。  
 
さてこの穴あけ加工だが、やはりいつものようにホームセンターのお世話になる。便利なものがあるものだ。 
サークルカッターというらしい。鉄なら2mm、アルミなら4mmの厚みまで、硬質新建材なら6mmまでの穴あけが可能らしい。穴の径は20mm〜76mmまで調整でき、芯から歯までの距離を測る専用のスケールが付いている。何故専用化というと、半径を計るのでスケールが直径に合わせて2倍になっているからだ。これを卓上ボール盤に取り付けて作業した。 
 
Enlarging EktarをM42マウントに変換してペンタックスベローズユニットに取り付けた状態。とても美しく仕上がったとひたすら自己満足に浸っている。 
 
 
とても56年前のレンズとは思えないというか、鏡筒にプラスチックを多用した近頃のレンズには無い美しさがあると思う。もちろん色収差や湾曲も無く、現代にも通用する描写力をもっているところはさすがにコダックでありエクターだと思う。 
ただし60年代のコダックインスタマチックのプラスチックレンズだけは今も好きにはなれない。 
 
  
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2011年05月01日(日) 
	
	
		
			
この写真、普通の人にとっては何の役にも立たない「金属から紐がでたもの」だと思う。しかしこれは凄いケーブルに違いない。ただし、すごいというのは他人がその凄さを認めて初めてすごくなるわけで、そういう意味では現時点ですごいかどうかはわからない。 
 
ただ、一部の、ほんの一握りにも満たない人にとっては画期的とも言えるケーブルに違いない。 
だからこれは私にとっては【物凄いケーブル】である。 
 
 
このケーブルは急遽この連休に60mのカメラリモートが必要になり手に入れた(作った)もの。連休で販売店が休みだったためにメーカー製の30mケーブルが入手できず困っていた。そのとき、まったく持って瓢箪から駒と言っていいことから生まれた。(誕生秘話はまたいずれ) 
このケーブルはRM-1000BPのコントロール信号をマイクケーブルを使って行える。 
出来たものを実際につないで、RM-1000BPとHVR-Z5Jを30m刻みで延長してテストしたところ150mでも全く問題なく、全てのカメラコントロールが動作した。それ以上は必要も無いし、面倒なためテストは150mで終えた。 
30mのLANCケーブルは1本1万5千円ほどする。2本なら3万円だ。でもこれを使えば手持ちのマイクケーブル(平衡仕様のもの)でいくらでも延長できる。 
普通の人にとっては何の役にも立たないものではあるが・・・・ 
 
※LANC端子には電圧がかかっている。カメラ側をXLR3-11C(メス)ノイトリックの場合はNC3FXX(FEMALE)にして、電源を受けるリモコン側をXLR3-12C(オス)ノイトリックの場合はNC3MXX(MALE)にしなければならないのは当然だが、マイクケーブルに逆相のものや不平衡のものが混在した場合はカメラやリモコンを壊してしまう可能性がある。自作される方はくれぐれも注意していただきたい。もちろんどんな場合もDIYは自己責任である。  
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2011年04月28日(木) 
	
	
		
			
以前、かれこれ3年ほど前に紹介したデジ用のショルダーリグ。 
ショップでの名称は【デジカメ/ムービーカメラ肩掛け台】という何ともストレートな表現だ。 
以前3,980円だったものが何と2,980円で多数出ている。 
3年前の記述を引用するとこうだ。
 「ある映像関係の通販サイトで69,800で売られているものとよく似たものが¥3,970で売っているところがある」と某巨大掲示板でも話題になったそうだ。友人もその掲示板を見て即買ったそうで、私にも薦めてくれた。どこで作っているかもわからない怪しい製品なので予備部品の意味合いも兼ねて2台の即決落札である。品物は2台同梱で送ってもらったために送料は1台分で済んだ。  
その時に撮ったセットの内容はこれ。 
とにかく安くて便利だ。デジの現場では今もよく活躍してくれる。 
パッチ物ではあるが価格以上の価値は十二分にある。でもどうしたらこんなに安く売ることが出来るのか、今もって不思議。  
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2011年04月23日(土) 
	
	
		
			
電動雲台にNEX-VG10を付けて撮影してみた。元々デジタル一眼レフのインターバル撮影を使ったタイムラプス用に購入したものだが、超低速のパンにも使えそうだ。駆動速度はHIGH:1度/秒、LOW:0.2度/秒になる。
  
 
雲台はACアダプター、乾電池で駆動できる。税・送料込み18,900円。 
 
三脚取り付け部が強化され、クランプなどが追加されたU型もある。
下の動画は電動雲台にNEX-VG10を乗せて回転させたも。NIKON D300でインターバル撮影した。 
 
カメラを回したり、被写体を回したり、使い方次第で仕事でも利用できる。 
この雲台を購入する前は手動式のヘッドを使っていた。これを使った微速度撮影はけっこう大変だった。 
  
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2011年04月18日(月) 
	
	
		
			
とんでもないものを見つけてしまって、迷わず買った。 
電源不要のHDMI分配器が@780円である。ラーメン1杯ほどの金額で買えるわけだからNGでもいいかと2個を買った。作りはケーブルやコネクターもしっかりしていて不安が無い。 
以前にTECの単三×4本で動くものを2台改造した。これは非常に便利だ。今回買った動機はHVR-Z5JがHDMIとNTSCが排他関係になっていることの対策だ。 
HVR-Z5JのHDMI出力から2台のCLM-V55などに出力したが問題なかった。ある方がブログで「入力は640x480で固定されているのか!」と書かれていたが、CLM-V55の画面に出た映像はキャラクター表示も1080でアスペクトは16:9になっていた。解像度についてもキャラクター文字や映し出された映像のシャープネスはSDグレードではなく液晶の解像度に十分達している。またHVR-Z5JだけではなくNEX-VG10の映像もシャープだった。もちろん大画面のAQUOSでも1080で表示できた。 
電池を使う2分配器を使用する際にもバックアップとしてカメラケースに放り込んでおけば安心だ。備えあれば憂い無しである。 
とにかく1個780円は安い。安すぎると思う。 
 
ちなみにこのスプリッターだがオークションでは意外と高額になっている。 
  
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