トップへ       概要次のページへ

インターネットムービー(CATV、ADSL、FTTH、MMAC)
高品位映像制作のススメ


 インターネットの接続環境もCATV、ADSL、FTTH(光ファイバー)、MMAC(高速無線LAN)が普及し、いよいよ本格的なブロードバンド時代が始まりました。(総務省発表の2005年末のデータによると、ブロードバンド利用数が総利用数の80%を越えてました。)
 Yahoo!動画ニュースBIGLOBEストリームなどでは既にニュースからエンターテインメントまで幅広い分野でストリーミング映像を配信しています。テレビでニュースを見逃した時だけに限らず、USENが提供する無料インターネットテレビのGayOなどはオンデマンド配信の便利さから、部分的にはテレビに勝る魅力も備えています。しかし最先端では日毎に進化するストリーミングも実際には「
難しいのでは?」「費用が高いのでは?」と、考えていらっしゃる方が多いことも確かです。
このページではストリーミング配信に対する疑問、不安、悩みにお答えさせて頂きます。

 ストリーミングとは
 
ストリーミングとはサーバーにある動画データやサウンドデータをネットワーク経由でダウンロードしながら順次再生することを可能にする技術をいいます。ストリーミングを利用することで、ファイルサイズが大きい動画データでもダウンロード時間を無駄に待つことなく再生できるほか、撮影した動画をリアルタイムに配信することもできます。さらにファイルをパソコン上に残さないことから、著作権保護の観点からも有効な配信方式です。

 ストリーミングの変遷
 かつてはサウンドデータをストリーミング配信する Real Audioが有名でしたが、その後、動画に対応した同社のReal PlayerやアップルのQuick Time、マイクロソフトのMedia Playerなど、各種のストリーミング技術が実用化されています。とくにMedia Playerはパソコンユーザーの大半が使用しているWindows OSにプリインストールされているため、専用ソフトのダウンロードやインストールの必要がなく、パソコン初心者の方でも簡単にストリーミング動画を再生することが出来ます。今後Windows Media Playerがストリーミングの標準になるものと思われます。

 ストリーミングのプロセス
 ストリーミング技術はストリーミングデータを作成(エンコード)するエンコーダ、配信を行なう配信サーバー、受信し再生を行なうプレーヤーの三要素から構成されます。
配信の方式には次の二つがあります。
1、データを一旦サーバーに保存してから配信する「オンデマンド配信」
2、エンコードと配信を並行して同時に行なう「ライブ配信」生中継の現場レポをご覧下さい
弊社ではすでにオンデマンド配信、ライブ配信ともに実績を持っていますが、まだまだ一般ユーザーのネットワーク環境が整っていないため、その配信速度は56kbpsや300kbps程度にとどまりましたが、いずれの場合も業務用あるいは放送用機材を使用することで好結果を得ています。

 高画質ビデオの必要性
 配信される画像がたとえ小さくてもストリーミングは世界に向けたブロードキャストです。
弊社ではたとえネット用の動画であっても「確かな撮影」と「確かな編集」をお薦めいたします。撮影したものはクライアントにとって大切な資料だという認識が必要ではないでしょうか。今後ネットワークが進化し、テレビと同等以上の動画がネットで配信される時にも
(すでにWindowsMediaはハイビジョンのエンコード〜再生に対応しています)今日撮影した映像がそのまま利用出来る上、それらの素材はアーカイブスとして、未来においても価値ある資産となります。当然ですが、今現在でも放送やDVDなどのメディアで公開することが可能です。
※Macintosh, QuickTimeはApple Computerの登録商標です。
※Real One, Real Player, Real AudioはReal Networks, Inc.の登録商標です。
※Microsoft, Windows, Windows MediaはMicrosoftの登録商標です。

次のページへ