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デジタルカメラでのA2撮影
「うしおととら」公演用ポスター

デジタルカメラ使ってA2サイズのポスター撮影です。最近ではカメラの画素数も増え安定した画質を提供できるようになりました。クライアントはおなじみのシアターOMさん。今回のテーマは炎。
炎の画像
合成用の炎は躍動感を出すためにシャッタースピードの設定が大切です。もちろん画面サイズは最大に設定します。
点火テスト
炎の扱いは注意が必要です。消火用の蓋、毛布、消火器などを準備して燃焼、消火のテストを行います。燃料はホワイトガソリンを使用しますが、気化しやすく空気との混合比によっては爆発します。換気は絶対ですが、大切なことは不用意に気化させないことです。
女優の撮影風景
撮影は炎の必要が無いカットからスタートします。デジタルカメラは銀塩で使うストロボ照明とは違い、ビデオと同じハロゲンライトを使用します。※銀塩でも静物撮影にはBタイプのフィルムを使ってタングステン照明を使用しますが、人物は一般的にストロボが使用されます。
とらの撮影風景
メインキャストの「とら」=稲森誠氏の撮影開始
役者VSカメラマンの戦い?がスタートします
とらのヘアを調整しています
ヘア、メーク、そして照明のチェックをしていますが、スタッフ全員緊張感が走ります。
とらの前に置かれたガソリンが燃焼
合成だけでは面白くないから本火を使いたいと言う私に、稲森氏は「結果がいいなら何でもやるよ!」と役者魂で応えてくれました。さすがですね。
出来上がったポスターをご覧下さい
うしおととらの完成ポスター
撮影&デジタルワーク:SENRI
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