ヘリコプターを使っての空撮2：映像制作:SVS:株式会社千里ビデオサービス（撮影技術:大阪）

宅地造成地のビデオ＆写真撮影を空撮した時の様子です

ブログにONAIR用の空撮を３軸ジャイロ搭載のハイビジョンカメラで撮影した時の様子を掲載しています。
映像制作会社のブログ@SVS：大阪：関西
（ブログでは敬称・丁寧語を省略しておりますがご了承下さい。）

淀川に沿って京都と滋賀の県境まで移動しました

淀川上空から見た国道423号（新御堂筋）です。MBSやHEP、阪急インターナショナルなど、大阪市北区の全域を眺めています。写真をクリックすると大きな画像が開きます。デスクトップピクチャーにどうぞ。他にも数点リンクしています。

カーソル付は大きくなります。
舞洲にある格納庫。
今回もエアロスパシアル式AS350です。通常６人乗りですが、撮影に使用する場合は４人乗りになります。

２人乗りの超小型ロビンソン式ヘリ。
格安でチャーター出来ますが、非力なために安定した空撮にはチョット・・・
同様に巡航速度も遅く、ホバリングは出来ないということです。
初心者の方は「簡単に操縦できる」とおっしゃるそうですが、ベテランパイロットは「非力なだけにけっこう難しいんですよ」だそうです。確かに旧運輸省航空局から「ロビンソン式 R22 系列型機及び R44 型機について、メインローターの失速等に起因する事故を防止するため、耐空性改善通報を発行し、飛行規程の改訂を通して、新たに規定された安全な飛行方法を遵守すること」という通達もありました。笹邊は体重制限で搭乗できませんが・・・

ヘリコ３にβカムを取り付けています。特にβカムの場合は重量やサイズも大きく、強い風圧を受けます。上空での調整は不可能なために綿密な調整が必要です。レンズはCanonの防振レンズを使用しています。

調整完了後、安全対策としてキャメラ本体やレンズの落下防止策を実施します。
笹邊は登山用のスリンゲや細引きとカラビナで万が一に備えています。

滑走路に出たAS350
航空機のチャーターはエンジン始動から停止までの時間が運用時間になります。
AS350の場合は１時間当たり４０万円強の費用がかかります。

この日のパイロットは中日本航空やＮＨＫで数々の現場を飛んでこられた大ベテランです。

計器板。セスナよりは少し計器の数が多くなっています。

馴染み深い計器。
笹邊の車にも同じものが付いています。
事前に現地の経緯度を入力しておくと目的地まで案内してくれるのでしょうか？
「案内ルートをはずれました。リルートします」？？？？

目的地までは時速200km以上の速度で飛行します。その間は風圧を避けるため機体からレンズを出さないようにします。目的地までは指示が無い限り余分なテープは回さないようにします。
この日はビデオの他にスチルの撮影があり、Nikon D70を用意しましたが、予備機のサイバーショットで目的地までの眼下の眺めを少しピックアップしました。
※平成21年追記：現在撮影には
Nikon D700及びD300を使用しています。